♪HarmonyPark♪

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TVとの共存

2010.09.24 (Fri)
最近は共稼ぎの家庭が多いために、調律の約束が土日になる事があります。
そうすると子供たちも休みなので家にいます。

居間とかにピアノがあると当然テレビも同じ部屋にある事になります。
テレビがついていても、調律の作業に入ると「テレビの音が邪魔になりませんか?」とほとんどの人は聞いてきます。
そんな時は「テレビはついていても大丈夫ですがピアノの音でテレビの音は聞こえないかもしれません。」と答えるとほとんどの人は、テレビはあきらめてくれます。
しかしなかには、調律の方はお構いなしに、ピアノの音でテレビの音が聞こえないときは、ピアノに負けないようにボリュームを上げる子供もいます。
そんな時は、子供がどうしても見たい番組なのだという事で、こちらもあまり気にしないようにして調律に専念します。
しかし番組が音楽番組の時は、テレビから流れるメロディの音程とピアノの音程が干渉するので非常に調律の邪魔になります。
そんなときはお客様に説明をしてテレビをあきらめてもらいます。
本音は、調律をやっている時は静かにしてもらいたいです。
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レペテーションレバ―スプリング

2010.09.13 (Mon)
              gpc1actionlr70.jpg

グランドピアノのアクションの部品に、レペテーションレバースプリングと言うのがあります。
役目は、グランドピアノの特徴である”連打性”を高めるものです。

               RIMG079350t.jpg 


レペテーションレバースプリングを調整する場合、レペテーションレバ ースプリングを外して、上方向に引っ張って強くしたり、
下方向へ押し下げて弱くします。

スプリングを外す方向は、レバーに対して右に外すのと、左へ外す方法があります。
私が、ヤマハのピアノの研修で習ったのは右へ外して調整する方法です。
・・と言うか方向は特に意識していませんでしたし、特に指示もありませんでした。
右利きの場合、右に外した方が知調整しやすいです。

                RIMG079459t.jpg 

ところが、スタインウエイでの研修では、左方向に外すように習いました。
理由は、スプリングのコイルを変形させないためです。 

画像は、ヤマハのパーツですが、イメージとしてはこうなります。

               RIMG079550.jpg 
私は、レペテションレバーへの影響を考えると右に外した方がいいと思うのですが・・・。

ある時、知りあいの先輩調律師と話している時、スプリングの話になり、彼が言うには
「国産ピアノとスタインウエイでは、スプリングのコイルを巻く方向が違うからスプリングを外す方向が違うのだ。」
と言う事でした。
私は、一応「そうですか」と返事はしたものの、今までそういう話は聞いた事がなかったし、スタインウエイを調整していて
スプリングのコイルが、国産と違うと思った事もなかったので、  今度スタインウエイに触るときまでの課題としていました。

結果はこうです。

              RIMG0793trim.jpg       RIMG1271r.jpg
                    ヤマハ                  スタインウエイ 
 

ピアノアクション掃除

2010.09.12 (Sun)
どんな物でも使用していくうちに埃がたまっていきます。
これはピアノも例外ではありません。埃がたまると不衛生になり、カビや害虫が発生します。
次の画像は、グランドピアノのアクションと鍵盤を外したものです。  

かなりの埃がたまっています。
 RIMG076550.jpg  RIMG076850.jpg  
                高音部です                        全部の鍵盤を外しました


次の画像は掃除をした後です。埃は取れましたが、汚れがシミとなって木部にしみ込んでいます。
                 RIMG077850.jpg  

アクション部の分解掃除は、毎年やる必要はないと思いますが、せめて2~3年に1回くらいは必要でしょう。
ただし神経質な方のピアノの場合、掃除をする前に確認が必要です。
掃除をやることによりアクションの、コトコトという音が確実に大きくなります。しかしこれが本来の状態なのですが・・。
理由は、埃がアクションのコトコト音を吸収していたのです。
その状態に慣れていらっしゃるために、違和感を感じられるのです。

これは実際にあった話です。

ピアノ技術研修会

2010.09.11 (Sat)
先日ピアノ技術の研修会があったので参加してきました。

今回のテーマは、カワイピアノSK(Sigeru Kawai)シリーズについてでした。
カワイのピアノが他のメーカーと大きく異なるのは、アクションと呼ばれる鍵盤の動きをハンマーに伝える機構が
ほとんど樹脂(プラスチック)が使ってある事です。
メーカーに言わせれば、木材より精度が高い加工が出来るとの事ですが、
カワイピアノが湿気に対して問題があるのは、樹脂製アクション部品と回転運動の軸の部分に使ってある部品との
相性に問題があるのではないでしょうか?

研修内容は、カワイピアノの歴史やSKシリーズについて、コンサートモデルのEX、SKEXの調整方法等でし
た。
約5時間ほどの研修でしたが、自分にとっての収穫は、その中の約10分位の内容でしたが、来た甲斐がありました。
たとえほんの僅かでも自分にとってためになる内容なら、何時間かけても惜しくはありません。

当日は、浜松から、ピアノの部品や工具を扱っている会社が会場に出張販売に来てたので、
ほしかった工具を買いました。

しかしピアノの工具は値段が高い!

グランドピアノのネズミ害

2010.09.04 (Sat)
ピアノの内部は、害虫にとって住みよい環境になります。これが使われていないピアノならなおさらです。
虫害のなかでも被害が大きいのがネズミによるものです。ネズミが入ったピアノには、必ず他の害虫も入ります。

ネズミ害は、一般的にはアップライトピアノがほとんどですが、何年かに1台ぐらいは、ネズミ害に遭ったグランド
ピアノに出会う事があります。

アップライトピアノの場合、ペダルの下に隙間がありますので、ほとんどそこから内部に侵入します。
約20年ほど前から、ネズミが入りにくいような装置をつけてあるピアノもあります。

グランドピアノの場合、ペダル下の隙間に侵入しても、ピアノ内部に入る事は出来ません。
ではどこから侵入するのでしょうか?

ピアノが、壁にほとんど付くような状態で設置してあれば、その壁をつたってピアノ内部に侵入すること
は可能です。
しかし、壁から離れた場所に設置してあっても、侵入します。

これは私の予想ですが。次の画像をご覧ください。 


          rimg06551trm.jpg

ペダルボックスを支えている斜めの棒を伝って登れば、後は簡単にピアノ内部に侵入する事が出来ます。

ダンパーペダル、ソステヌートペダル、ソフトペダルそれぞれのの機能をアクションに伝えるための穴が、ピアノ
の裏側(棚板)に開いているのです。
ダンパー、ソステヌートは上下運動で伝えるので、穴はそんなに大きくありませんが、それでも小さなネズミなら
侵入できるかもしれません。

             rimg06521.jpg 
                      ダンパーペダルの機能を伝える部分の穴


             rimg06511.jpg
                         ソステヌートペダルの機能を伝える穴
    
ソフトペダルは、鍵盤をスライドさせるために大きな穴が開いています。この穴ならネズミは確実にアクション内
部に侵入することが可能です。

             rimg06461
                        ソフトペダルの機能を伝える穴

ねずみの害からピアノを守るためには、機能を損なわない程度に穴(隙間)を小さくする必要があります 。

お客様にお願いです。
ネズミの気配を感じたら、粘着シートをペダルボックスの下に設置してください。

そしてもっとも大切なことは、適度に使う事、定期的な点検調律を受ける事です。


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