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あなたならどうしますか?

2011.06.29 (Wed)
ホームページにも書いているのですが、調律でお客様宅を訪問したときに次のような状態だったらあなたはどうしますか?

KC290301tr2.jpg

ピアノのすぐ上に棚が設置してあり荷物が入っています。
この状態だとピアノの屋根が開かないので調律は出来ません。
棚が外せるかどうかは荷物をどかさないと分かりません。仮に棚が外れるにしても取り外し・取り付けにかなりの時間が掛ります。
私の場合は、床がフローリングの場合は床に傷が付かないように気をつけてピアノを引き出します。
しかし床が畳の場合だったら棚を外す方が無難でしょうか?
それとも改めて出直すことにして、その間にお客様に棚をはずしてもらうか?
このような状態には年に数回出くわす場合があります。
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多湿期のピアノ②

2011.06.22 (Wed)
昨年の7月のブログにも書いているのですが、そのパート②画像付きです。

梅雨に入り毎日ジメジメした日が続きます。この時期は調律を嫌われる方が結構多いのです。
しかし、この時期に調律はしない方がいいと言う根拠はありません。
この時期に起こりやすい不調と言うのがあります。それらには、この時期が過ぎれば直るものと直らないものもあります。直らない症状の場合早めの処置が大事です。
また害虫が活動しやすくなるのもこの時期ではないでしょうか?
それらの被害を最小で済ませるためには、ピアノをいつもの時期より多めに使い不調を起こさせるタイミングを与えないことが大事です。
特にK社のピアノの場合かなり高い確立で湿気の被害が出ます。症状としては音が出にくい・出ない・鍵盤の動きが鈍い・鍵盤が戻らない等です。

画像はソフトペダル(左のペダル)を踏んで離した状態です。
音が出にくいピアノの場合必ず内部が左の画像ような状態になっています。正常なピアノは右の画像のようになります。
KC290270sd.jpg     KC290271sd.jpg
ピアノのアクション(打弦機構)はほとんどの部品は木材で出来ています。ところがK社の場合はほとんどの部品がプラスチックです。
このような症状が出た場合は、症状があまりひどくなければ木製アクションの場合はピアノ専用潤滑油で大抵は直ります。ところがプラスチックアクションの場合は潤滑油ではほとんど直りません。かえって症状がひどくなる場合もあります。
故障箇所が数箇所ならいいですがこのような症状は全体的に起こります。
プラスチックアクションは、調律師泣かせです。

MIKAスクールコンサート

2011.06.21 (Tue)
昨日熊本市内の中学校2校で、マリンバ奏者吉田ミカさんとクラリネット奏者リチャード・ストルツマン氏のコンサートがあると言うので行ってきました。
ミカさんのコンサートがある場合、ミカさんからマリンバの運搬管理を任されているのでほとんど同行しています。

マリンバはコンサート用の5オクターブを使用しますが、音量はピアノのフルコンよりは出るのではないかと思うほど出ます。もしマリンバの音を聞いたことが無い方は、機会があれば是非聞いてみてください。

昨日は朝からあいにくの天気でした。会場が体育館なので雨音などを心配しましたが、それほどひどくも無く安心しました。
コンサートの内容は少し難しかったかもしれませんが、聴衆である生徒たちの態度もすごく良かったです。
RIMG1418trm.jpg

コンサートのしゃべりの中で、ミカさんが生徒に対して「今ピアノを習っている人はいますか?」との問いかけに対して、習っている人が意外に少なかったので職業上内心がっかりしました。
ピアノレッスンにとって中学校生活と言うのが一つの分岐点になるのは確かです。
勉学や部活との両立が難しいのでしょうが出来るだけ続けて欲しいです。軌道に乗ればプラスになっても決してマイナスにはなりません。

観葉植物…ディフェンバキアの花

2011.06.18 (Sat)
二ヶ月ほど前にいただいた観葉植物のディフェンバキアに花が咲き始めました。

RIMG1383.jpg

ネットで調べると観葉植物の花が咲くのは珍しいらしく、原因として根詰まりなどで植物自体が生命の危機を感じて、子孫を残すために花が咲くことがある。あるいは、環境が非常に良いので花が咲く、などが考えられると書かれていました。
環境のことは良くわかりませんが、植えている鉢が、もらってきたままの所謂店先で売ってある状態のビニール製の鉢に入ったままだったので狭くて根詰まりを起こした状態だと判断し、少し大きめの鉢に植え替えて様子を見ることにしました。
もし花が咲くと言う現象が生命の危機を感じて子孫を残そうとしたのであれば、たかが植物などと侮れません。
RIMG1354.jpg  RIMG1401.jpg

実際は花が2本咲いていたのですが、花のほうに栄養が行き過ぎて葉っぱのほうの生育が悪くなるとも書いてあったので一本は取ってしまいました。

断線

2011.06.14 (Tue)
お客さんから「ピアノの弦が切れた」と連絡がありました。話を聞いてみると「何日か前に一箇所切れたが、あまり支障が無かったのでそのまま使っていたらまた違うところが切れた」との事。
RIMG041402.jpg

弦が切れる原因は色々考えられますが、断線事態はほとんどはそれほど深刻な問題ではありません。
ただ問題なのは切れても修理をせず放っておくことです。
理由は、ピアノ全体には約210~230本の弦が張ってあり、弦1本当たりの張力は約90キロピアノ、全体で約20トンにもなります。その膨大な張力をピアノの支柱・フレーム・響板で支えています。
特に響版は僅かな盛り上がり(クラウンと言う)がつけてあり、弦の響盤に対する圧力にバランスよく耐えています。
もし1ヶ所切れたとすると構造上2本の弦が切れたことになります。そして弦が切れたことにより響板の盛り上がりが僅かに上がり、切れた弦付近のピッチが上がります。つまり切れた弦付近の弦の張力が増すことになります。
張力が残った弦に平均して分散されればいいのですが、切れた位置付近の弦に多くの負担が掛かるために、その付近の弦が切れやすくなるのです。
分かり難い説明ですが、要は、ピアノは微妙なバランスが保たれていて弦が切れることによりそのバランスが崩れるので、「もし断線したら早めに修理を依頼してください」と言うことです。
※ご注意:張り替えた弦はどんどん伸びるので、数年間はものすごく狂います。

共鳴

2011.06.13 (Mon)
調律が終わり外装を取り付けてから最後に音の確認を再度します。
このときの確認は主に共鳴やビリつきの有無です。和音を弾いたり、ffやppでの確認です。
古いピアノの場合かなり高い確率でビリつきが起こります。場所は主にピアノの屋根のヒンジ部分です。
RIMG1152t.jpg
屋根を開けると止まり、閉めるとビリつきます。この逆ならありがたいのですが…。
こんな時はヒンジの取り付け木ねじを締めたり緩めたりしてビリつかない位置を探します。
どうしても止まらないときは、ヒンジを一旦外して取り付けなおすと大抵は直りますが、外すネジの多さに時間もかかりうんざりします。
屋根の部分以外には鍵盤部分のヒンジや、下前板取り付けバネの部分のビリつきもあります。
毎回この共鳴やビリつきのチェックは恐怖の時間です。

鍵盤(NHK BS ショータイム~)

2011.06.12 (Sun)
先日のNHK・BS のショータイムという番組で、リチャードクレーダーマンの特集がありました。
インタビューの中でピアノの話になり、彼はピアノを弾く前には必ず念入りに鍵盤を拭くそうです。
今まで世界各地のピアノの鍵盤を拭いたとのこと。その話の中で日本のピアノ(鍵盤)は非常にきれいだそうで、理由は「日本の調律師は手袋をはめて調律をするから」と言っていました。
それだけ「外国のピアノは汚れたのが多い」と言うこと伝えたいがための彼なりのジョークかもしれませんが、もし本当にそう思っているのであればそれは間違いです。
調律師100人中1人か2人位は、何らかの理由で手袋をはめてする人がいるかもしれませんが、ピアノが出す情報を的確に把握するためには素手でないと出来ません。
調律が終わった後は、自分がつけた手垢(油分)は拭くようにしていますが、リハーサルでピアニストがつけた手垢(油分)の処理は、安易にふき取らないのがルールです。きれいにふき取られた鍵盤は滑りやすくなります。

離島出張

2011.06.11 (Sat)
昨日は調律の仕事で御所浦(離島)に船で行きました。
今週に入ってから比較的天気のいい日が続いていたのですが、昨日は朝から雨でした。
初めてのお客さんなのでピアノの状態がわかりません。離島なのでよほどの事が無い限り作業を完了させたいので準備する荷物も多い。
”何で今日に限って雨なのか運が悪い”。
島について作業をしているときには雷もなり土砂降りでした。
帰りの船の心配もしましたが、もともと船自体が水(海)の上を進むわけですからよほどのことが無い限り大丈夫です。
幸いピアノの状態は多少の虫害修理はありましたが想定の範囲だったので、作業も無事に終わりまた船で帰路に着きました。帰りは多少揺れましたが無事に陸に上がりました。
雨は夜になっても降り続き、遅くには嵐みたいに風も強くなってきました。
今朝は嵐のような雨風で昼過ぎまでこんな天気が続きました。
そして思いました。”出張が今日でなくて良かった。運が良かった…”と。

画像は、昨日帰り待合所から桟橋を撮ったものです。(横浦港)
KC290257sd.jpg
どうでも良い画像ですが…。

冷風扇

2011.06.09 (Thu)
東日本大震災の影響で電力不足が懸念されています。世間では電力不足をカバーするために省エネが叫ばれています。
今の時期は割りとすごし易い気温ですが、7月以降は猛暑が始まります。当然エアコン無しの生活は考えられません。果たしてどれだけの節約が出来るのでしょうか?
さて、この時期になると必ず冷風扇なるものが電気屋さんやホームセンターの店頭に並びます。
冷風扇2
扇風機は周りの風を送るようになっています。周りの気温が高ければ当然扇風機の風も高い温度の風が出ます。
そこで少しでも涼しい風が出るようにと考えられたのが冷風扇です。
原理は水の気化熱を利用して、部屋の空気を冷やすというものです。
水は蒸発するとき、まわりの空気の熱をうばいます。これを気化熱といいます。冷風扇の中には扇風機(せんぷうき)と水フィルターが入っています。扇風機の風力で冷風扇の中へ入ってくる空気は、水フィルターを通過するとき、水に熱をうばわれ温度が下がり、冷風扇から出ていくしくみになっています。
機種によっては、凍らせた保冷剤も使えるようになっているのもあります。
値段は当然扇風機よりも高く、10000円前後します。しかし電気屋さんの店頭で体験すると非常に涼しい風が出てきて思わず欲しくなります。
私も数年前に思わず買ってしまいました。しかし家で実際に使うとぜんぜん涼しくないのです。送風口に温度計を置いて温度を測ってみましたが回りの温度と変わりません。氷をたくさん入れたりもしてみましたが涼しくありません。おまけに水はこまめに替えなければ痛むので面倒くさくて、そのうち押し入れの奥にしまってしまい翌年の夏前にリサイクルショップへもって行きました。
学んだこと…電気屋さんなど冷房が効いた所で作動させると涼しい風が出ます。真夏の冷房が効いていないところでは、はっきり言って音のうるさい扇風機です。
先日電気屋さんに行くと、おじいさんが冷風扇を買おうとしてたので「止めた方が良いですよ」と心の中で叫びましたが、おじいさんに届くはずも無くおじいさんはうれしそうに買っていました。
冷風扇を買おうと思われている方に言います。使えるのは朝方の涼しいわずかな時間帯だけです。絶対にエアコンの代わりにはなりません。期待しすぎないように!
さて、今年の夏をいかに節約して乗り切るか思案中です。

ピアノのカビ

2011.06.02 (Thu)
この時期、湿度が高い日が続くとカビが発生します。
もちろんピアノも例外ではありません。
もし普段あまり使っていなく、鍵盤蓋もあまり開けられていないピアノの場合、外装や内部はもちろんですが鍵盤にもカビが発生します。
たとえ毎日使っているピアノでも、湿度が高い部屋の場合要注意です。
次の画像は鍵盤にカビが発生した状態です。
rimg003.jpg
黒鍵は、はっきりカビと分かります。しかし白鍵の場合色が同じために分かりにくいのですが、カビは付いています。それを知らずにピアノを弾くと…考えただけでも恐ろしくなります。
調律をする場合、今の時期少しでも鍵盤が汚れていた場合は、除菌液(水性)で鍵盤を拭いてから作業をするようにしています。
皆さんもピアノを弾かれる場合は鍵盤の汚れに注意してください。
先日お邪魔したお客さんのピアノが、本体と鍵盤にたくさんカビが発生していました。しかし不思議なことに内部はそれ程ひどくはありませんでした。理由を考えると、このお宅の場合普段はほとんどピアノは使われていません。しかし調律は毎年行っていただいています。そして調律時に乾燥剤(湿度調整剤)の入れ替えをしています。おそらくそれが効いているのでしょう。
あらためて「時々ピアノを使ってください」とお願いしておきました。
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