♪HarmonyPark♪

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断線

2011.06.14 (Tue)
お客さんから「ピアノの弦が切れた」と連絡がありました。話を聞いてみると「何日か前に一箇所切れたが、あまり支障が無かったのでそのまま使っていたらまた違うところが切れた」との事。
RIMG041402.jpg

弦が切れる原因は色々考えられますが、断線事態はほとんどはそれほど深刻な問題ではありません。
ただ問題なのは切れても修理をせず放っておくことです。
理由は、ピアノ全体には約210~230本の弦が張ってあり、弦1本当たりの張力は約90キロピアノ、全体で約20トンにもなります。その膨大な張力をピアノの支柱・フレーム・響板で支えています。
特に響版は僅かな盛り上がり(クラウンと言う)がつけてあり、弦の響盤に対する圧力にバランスよく耐えています。
もし1ヶ所切れたとすると構造上2本の弦が切れたことになります。そして弦が切れたことにより響板の盛り上がりが僅かに上がり、切れた弦付近のピッチが上がります。つまり切れた弦付近の弦の張力が増すことになります。
張力が残った弦に平均して分散されればいいのですが、切れた位置付近の弦に多くの負担が掛かるために、その付近の弦が切れやすくなるのです。
分かり難い説明ですが、要は、ピアノは微妙なバランスが保たれていて弦が切れることによりそのバランスが崩れるので、「もし断線したら早めに修理を依頼してください」と言うことです。
※ご注意:張り替えた弦はどんどん伸びるので、数年間はものすごく狂います。
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